小学校入学準備

小学校入学前の勉強って何をしたらいいの?やって良かったと思う9つのこと

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小学校入学前って勉強は何をしたらいいの?

年長のお子さんがいらっしゃると小学校入学準備に不安を感じたりしますよね。みんな幼稚園の時から公文や学研、通信教育を始めているのに、うちはまだ何もやっていないよ。

学校の先生は「ひらがなが読めて自分の名前が書ければいい」と言っていたけど、本当にそれでいいのかな?

入学してみないと分からないことってたくさんあります。

そこで、子供2人の入学を経験して「小学校入学前の勉強でやって良かった9つのこと」を紹介したいと思います。




小学校入学前の勉強。やって良かった9つのこと

ひらがなの読み・書き

ひらがなの読み・書きは一通りできるようになっているといいでしょう。なぜかというと、地域差はありますが、最近は入学前から公文や通信教育を始めている子が多く、ひらがなの読み・書きはできる状態で1年生を迎えている場合があるからです。

確かに学校では、1からひらがなの読み・書きを教えてくれますし宿題もあります。しかし、一通りワークやプリントをやった後はすぐに書き取りなどの丁寧に書く練習に入ります。お手本通り形を意識して書くことを求められるので、書きがあやふやな場合は結構大変です。うちの長女は、一通りひらがなを書けるようにして入学しましたが、丁寧に書くことが苦手だったのでとても時間がかかりました。

できれば、入学前までには、

・ひながなが全て読める

・ひらがなが全て書ける

・とめ・はねの場所が分かる

というところまでできていると、あとは形を意識して書くだけなので楽ですよ。

カタカナの読み・書き

よく入学準備の勉強というと、ひらがなができればいいでしょ?と思いがちですが、実はやっておきたいのはカタカナです。

小学校でもカタカナは習いますが、ひらがなほど丁寧に時間をかけてやりません。そして「シ・ツ・ソ・ン」や「チョコレート」など間違える子もたくさんいます。

さらに、カタカナはさらっとやって終わりなので2年生になっても書けない子がいたりします。ちょっと習っただけでは忘れてしまうのです。

ですので、入学前に一通りカタカナの読み・書きを終わらせ、学校の授業で復習できるようにしておくといいでしょう。

数字が言える、書ける

数字も小学校入学前に言える・書けるようにしておきましょう。この数字も学校の授業ではやりますが、丁寧に書く練習はしません。さらっと学び次へ進むので家庭でしっかりできるようにしておくといいです。

ひとけたの足し算・引き算

ひとけたの足し算・引き算も入学前に勉強しておくと後が楽です。なぜならば、1学期の終わりに授業で足し算・引き算を習い、その後は計算カードを使って速く正確に計算する練習に入るからです。

また学校によって宿題は算数に力を入れている所もあれば、国語(音読・書き取り)に力を入れている所もあり、計算プリントで丁寧に練習をすることなく進んでいってしまう可能性もあります。

うちの子どもたちの学校も算数のプリントはほぼ出ず、すぐに計算カードに入ってしまったので、できれば入学前に数の概念を理解し一桁の足し算引き算(速く解けなくても構いません)までできるようになっているとスムーズに学習が進むでしょう。

繰り上がり・繰り下がりのある足し算引き算

余力があれば繰り上がり・繰り下がりのある足し算引き算までできると1年生の算数は安心です。何故なら、繰り上がり・繰り下がりのある足し算・引き算は、1年生で一番躓きやすい単元だからです。みんなここで苦労します。

長女は入学前に一桁の足し算引き算まで、次女は本人のやる気があったので繰り上がり・繰り下がりのある足し算・引き算までやりました。やはり、次女の方が躓かす安定感がありました。

時計を読めるようにする

時計は、「〇時」「〇時半」ぐらいまでは読めるようにしておきましょう。学習としては、時計は2学期にしか出てきません。しかし、時計が読めないと学校生活でも困ることが出てくるので最低「〇時」「〇時半」は覚えて入学した方がいいでしょう。

音読・読み聞かせ・読書週間

時間がある入学前に、音読・読み聞かせ・読書週間をつけておくといいです。読書は国語力の土台です。音読は学校でもやりますが、読書週間は簡単には身に付きません。本なんておもしろくない!ゲームやYouTubeの方がいい!という子も出てきてしまいます。
小1~2ぐらいまでに読書週間が身に付かないと、その後自分から本を手に取る可能性は少なくなってしまいます。

運筆力を鍛える

字を綺麗に書くためには運筆力が必要です。何となくひらがなは書けるけど形が汚い、とめ・はねが上手にできない場合は、運筆力が弱いかもしれません。ひらがなの練習をする前に、なぞり書きや点つなぎなどをやって指の動かし方を覚えましょう。

1日10~15分は机に向かう

1日10~15分でも机に向かう練習をしましょう。別に勉強じゃなくてもいいんです。本を読む、絵を描く、工作をするなんでもいいので一定の時間集中する練習をしましょう。

毎日机に向かう習慣が付いたら、その次はひらがなの練習をしたり、簡単な算数のプリントを解いてみたり。小学校に入学して毎日ヘトヘトになって帰ってくるのに、その後宿題をするのは大変です。できれば毎日決まった時間に机に向かい徐々に宿題や学習の時間に移行できるといいと思います。

勉強以外でやってよかったこと

早寝早起き

小学校入学の半年~3か月前ぐらいには、早寝早起きの習慣をつけましょう。幼稚園や保育園は登園が遅くてもいいですが、小学校ではそうはいきません。いきなり小学校のリズムにするのは難しいので徐々に合わせていけるといいですね。

次女の周りの小1は、6時~6時半起床、20時半~21時就寝の子が多いです。

帰宅後にテレビ・ゲームをしない

長女の時に一番苦労したのが帰宅後にテレビ・ゲームをしないということ。ゲームはさすがにやりませんが、疲れて帰ってくるので「テレビをちょっとだけ見て休憩したい」とよく言っていました。「30分だけならいいよ」と言って見せていたのですが、約束が守れずよく雷を落としていました。

できれば、幼稚園時代から帰宅後にテレビを見ないという習慣をつけておけば良かったと思っています。理想は、

帰宅→おやつ→10~15分机に向かう(プリント1枚または読書)→外遊び・自由遊び

という流れですね。

女の子なら和式トイレを使えるようにする

小学校は幼稚園と違い和式トイレが多いです。女の子は入学前までに和式トイレの使い方を覚えた方がいいですね。

できると思っていても、スカートが床についてしまったりズボンが上手に持てなくて汚してしまったり。そんなこともあるので、和式トイレのある所を探して練習しておきましょう。

聞く力

入学前に学校の先生からよく言われるのが「聞く力」です。テストで100点が取れる子でも先生やお友達の話をしっかり聞ける子は少ないと言われました。

まずは45分間じっと座り集中して先生の話を聞くことが大切です。話が聞けないと次に何をやったらいいのか分からなくなってしまったり、自分の意見も言えなくなってしまいます。うちの長女も1年生の時は先生の話を全く聞いていないくて、手遊び・落書き・ぼーっとするなどひどい状態でした。そうすると、授業についていけなくなりテストで悪い点数を取ってくる・・・なんてことになってしまいます。

家庭学習は大切ですが、一番は学校の授業を聞きそこでしっかり理解してくることです。

まとめ

小学校入学前の勉強でやって良かったことを紹介しました。たくさん先取りする必要はありませんが、慣れない学校生活でたくさんのことを覚えてくるのは子供にとって負担が大きいです。入学前に少しだけ勉強をしておくと「授業が分かる!」「私はできる!」と自信が付きます。皆さんも一緒にやって良いスタートを切りましょう!