子育て

親子で会話していますか?その内容と実生活への紐づけ

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みなさん、1日のうち親子の会話はどのぐらいしていますか?

子どもが小さい時は、ずっと一緒にいられるのでお話もたくさんできますよね。しかし、小学校以降は子供自身も忙しくなり、働くお母さんも多くなるのでゆっくり話を聞く時間が取れなくなってきます。

反抗期のお子さんがいる場合はそもそも会話がないわ・・・っていうこともありますよね。

うちはまだ反抗期がきていないのでいいですが、やはり夕方、寝る前は忙しく、親子でじっくり会話ができるのは夕食の時か休日になってしまいます。

そんな親子の会話、先日子供たちと話していたら面白い方向へ発展していったので書いてみようと思います。




女の子はおしゃべり!?

うちの子どもは2人とも女の子です。主人は帰りが遅いので、平日は女3人で夕食を食べています。

女の子だからか遺伝なのか分かりませんが、子どもも私も話すのが大好き。特に長女は話しだしたら止まらないタイプです。逆に、私は外では静かな分、家でよく話すタイプです。

そんな女だけの会話は賑やかで楽しいひと時です。

親子で話す内容、何が多い!?

みなさん、親子で会話する時って何を話していますか?

うちの場合3人で話している内容は、

1位・・・学校での出来事

2位・・・友達、先生の面白い話、ちょっと嫌だったこと

3位・・・テレビ、ゲーム、遊び

4位・・・子供が疑問に思ったこと、オンライン英会話で話したこと

 

1位は「学校での出来事」ですね。

今日は学校で何があったの?

と聞くと、おしゃべりな子供たちは我先に、

次女
次女
今日、体育でドッジボールをしたよ
長女
長女
図書室でこんな本を借りてきた

 

と話してくれます。

2位は、1位と同じようなことですが、子供たちにとってインパクトがあったことですね。これは良いこともあれば、嫌だなという愚痴もあります。特に長女は高学年になり友達関係も複雑になってきました。学校は楽しいけれどストレスも溜まるようで、話すことで発散しています。

3位は、「テレビ、ゲーム、遊び」ですね。主に家でのことを話します。

そして4位は、「子供が疑問に思ったこと、オンライン英会話で話したこと」です。会話の7割ぐらいは子供ですが、あとの3割は私も自分のことを話します。それ以外に、親子で会話をしていて、「これって知ってるのかな?」と思うことを子供たちに投げかけたり、逆に「テレビで言ってた○○って何?」と聞かれ、調べて答えることもよくあります。

そんな親子の会話の中に、「オンライン英会話で話したこと」が最近加わるようになってきました。

オンライン英会話で知るフィリピンの文化

子供たちは週に何回かオンライン英会話のレッスンを受けています。先生はフィリピンの方です。

先日、先生に

「今日の夕食は何を食べるの?」

と聞かれました。長女は何て言ったらいいのか分からなくて、

「HIMONO~!(干物)」

と答えていました。日本語じゃ分からないでしょと思って聞いていたら、

「Oh, HIMONO! I like dried fish」

と先生が言い、意外と通じていました。

その日の夕食、長女が「干物ってフィリピンにもあるんだね」と言い、フィリピンの食べ物をタブレットで調べ3人で「へえ~、こんなのがあるんだね」と盛り上がる結果に。

先生と会話して知ったこと、「フィリピンの家庭は家族が多い」「動物を飼っている人が多い」「映画の値段が日本より安い(物価が安い)」「フィリピンの乗り物事情」などを話すことが増えてきました。

特に動物を飼っている人が多くて子供たちは興味津々。それも1~2匹ではなく、「犬・猫・鶏・亀」などいろんな種類数匹ずつ飼っているようです。

海外旅行に行ったことがない子供たちにとって、オンライン英会話は他の国を知るきっかけになっています。

干物から保存食、氷室、枕草子へ。実生活への紐づけ

ちなみにこの日の話はまだまだ終わりません。「干物はどうしてこんな風になっているの?」から、話は保存食へ。

私も簡単には説明できますが、間違ったことを答えてはいけないのでネットの力を借りて答えます。昔は今のような冷蔵庫や冷凍庫がなかったこと。塩・砂糖・酢を使った保存食の作り方など。

そこから、話題は「冷凍庫がなかったっていうけど、氷はどうやって作っていたの?」で氷室の話。

次女の「昔の人はかき氷って食べていたの?」の質問で話は枕草子へ。びっくりする方向へ進んでいきます。

 実上の記録は平安時代清少納言の『枕草子』「あてなるもの」(上品なもの、良いもの)の段に、金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ、文中では「けつりひ」)に蔓草の一種である甘葛(あまかづら・あまづら、の樹液または甘茶蔓の汁)をかけたとして「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されている。当時のかき氷は小刀で削るもので特権階級しか口にできないものであった。藤原定家の『明月記』にも登場する。

 

「平安時代からあったみたいだよ。枕草子の「あてなるもの」に書いてあるんだって」と読んであげたら、長女がいきなり「あー!」と大きな声を上げて飛んでいきました。

そして手に持っていたのはこれ。

「見て!ここに書いてあるよ。前に読んだの思い出した」

と、何だかとってもうれしそうです。そして何度も読み返していました。次女はまだこの学習漫画は読んでいないのでよく分かっていませんが、本で読んだことがこうやってアウトプットできると知識として定着していくんだなと思いました。ただ本を読むだけでなく、実生活とどれだけ紐づけできるかで変わってくるのでしょうね。

まとめ

子供たちと話した内容が面白かったので記事にしてみました。もちろん、毎日こんな話をしているのではありませんし、とりとめのないことの方が多いです。

でも、たまにはみんなで「どうしてだろう?」と考え知らべてみたり、話したりするのもいいですね。保存食は子供たちと一緒に作ってみようかな!と新たな楽しみができました。親子の会話、これからも大切にしたいです。