幼児の体操教室って人気ですよね。うちの子供達も幼稚園の頃から通っています。
でも体操教室ってどんなことをやっているのか分からない人も多いのはないでしょうか?
見学に行くとすぐに入会しなくちゃいけないかも・・・
実際見に行く前にどんなことをやってるか知りたい。
体操教室ってたくさんあるけれど、どういう所が子供にあっているのかな?始めたらどんなことができるようになるか気になります。
そこで「幼児の体操教室に1年通ってできるようになったこと」と「体操教室を選ぶ際の注意点」を紹介したいと思います。
幼児の体操教室に通い始めた年齢は?
うちの子供たち、2人とも体操教室に通っていました。
長女が始めた年齢・期間・運動能力
長女が体操教室に通い始めたのは幼稚園の年中が終わるころです。当時通っていた幼稚園は保育時間外に大手の体操教室の先生が来て習い事としてレッスンを行っていました。
お友達がたくさん参加していたので長女もやりたいと言いはじめたのですが、他の習い事と日にちが重なってしまうので別の教室を探し始めました。
幼児の体操教室に通っていたのは年中終わり~年長の終わりまで。1年間です。
長女は体を動かすことは好きですが、運動神経は普通、走るのも真ん中ぐらい、体は柔らかい、水泳は得意です。
次女が始めた年齢・期間・運動能力
次女が体操教室に通い始めたのは小学校に入学してからです。家で逆上がりの練習をしてもなかなかできないので長女が通っていた体操教室に入れました。最初は逆上がりだけできればいいかな?と思っていましたが、次女がレッスンを気に入ったので現在も続けています。
次女は小1の4月~継続中。期間は7か月半。
運動は苦手、走るのも遅い、でも体を動かすのは嫌いではない。体操教室に入るまでは逆上がりができませんでした。
子供たちが通っている体操教室の様子
子供達が通っている体操教室は個人で経営している所です。先生1人に対して生徒は4~5人と少人数制で指導もきめ細やかです。クラスは幼児・小学生・大人に分かれています。1つのクラスの中でも子供によってレベルが違うので、能力に合わせて4~5人のグループで練習をしています。
本格的な器械体操をやるクラブではありませんが、大手体操教室の幼児クラスや市で行っているものより設備も充実していましたし、指導もしっかりしていました。運動が苦手な子もいますが、どちらかというと得意なのでもっと伸ばしたいという子が多かったですね。
幼児クラスでも倒立歩行・バク転を簡単にやってのける子がいてびっくりしました。
体操教室ってどんなことをやるの?
体操教室によって練習方法は異なりますが、子供たちが通っている教室の様子を紹介したいと思います。
①挨拶
②準備運動、柔軟
③走る(体育館の中を何周か走ります)
④ボール投げや縄跳び(全員で)
⑤それぞれのレベルに合わせて練習
幼児クラスは、技術の習得というよりもまず楽しく運動し体の動かし方を学ぶような練習がメインです。他には、マット運動(前転・後転)、ブジッジ、ブリッジ歩行、バックブリッジ、跳び箱、鉄棒、壁倒立、側転をやっていました。
小学生クラスになると倒立やブリッジがとても大切になるのでしっかりやっていた印象です。
小学生クラスでは、主に跳び箱(開脚跳び・閉脚跳び・台上前転)、倒立(壁倒立・倒立・倒立ブリッジ・倒立前転)、鉄棒(逆上がり・後方支持回転)、側転をやっています。小学校の体育で習うことがメインになってきます。
その上のクラスは、転回・ロンダート・バク転・前宙の練習を行っているようです。(うちの子とはレベルが違います)
⑥柔軟
⑦挨拶
練習は1時間ほどです。
幼児の体操教室に1年通ってできるようになったこと
長女が幼児の体操教室に1年通ってできるようになったこと。
逆上がり
元々鉄棒が好きな長女。体操教室に入る前から逆上がりはできていました。
後方支持回転
体操教室に入って3~4か月で後方支持回転ができるようになりました。綺麗には回れませんが、2~3回連続でできます。(力技です)
側転
体操教室に通い始めて綺麗に側転ができるようになりました。
縄跳び
前跳び150回、後ろ跳び20回、二重跳び2回、ケンケン跳び50回できるようになりました。これは体操教室でできるようになったのか、幼稚園の練習でできるようになったのかよく分かりませんが・・・縄跳びはあまり得意ではないようです。
跳び箱
横6段が跳べるようになりました。縦は難しいようです。
ブリッジ・ブリッジ歩行
体が柔らかいのでブリッジはすぐにできるようになりました。ブリッジ歩行も得意です。
倒立
壁倒立はできるようになりましたが、三転倒立・普通の倒立はできずに終わってしまいました。倒立は苦手なようです。
得意なことと苦手なことに差があったように感じます。1年だけだと苦手なものをできるようにするのは難しいですね。
ちなみに運動が苦手な次女は体操教室に入って3~4か月で逆上がりができるようになりました。逆上がりには腕の力と蹴り上げる力が必要なので、幼児よりも小学生に入ってからの方がすんなりできるかもしれません。
幼児の体操教室を選ぶ時の注意点
子供たちが体操教室に通い始めて、始める時に注意した方がいいなと感じることが出てきました。
子供に合った教室、レッスン内容か?
幼児の体操教室を選ぶ時に一番大切なのが子供に合った教室かどうかです。人見知りな子や運動が苦手な場合は、同じレベルの子が集まる教室の方がいいかもしれません。
例えば幼稚園や保育園が終わったあとにある体操教室なら友達と一緒に参加できるので嫌がらないかもしれませんね。技術の習得よりも運動を楽しむ、自信をつけるような教室の方がよさそうです。
逆に、運動が得意な子にとってはそういう教室は物足りないかもしれません。子供の性格・能力に合わせて決めるといいですよ。
先生1人に対して生徒は何人か?
体操教室選びで見逃しがちなのが、先生1人に対して生徒は何人いるのかということです。
幼稚園などで行っている教室だと、生徒20人に対して先生2人。跳び箱や鉄棒の待ち時間が長い、待っている間にふざけて遊んでしまう・・・なんていう話もよく聞きます。技術を習得したいのなら少人数制の方がいいですし、同じ金額の月謝を払っていても運動量は半分以下になってしまうこともあります。
また教室によってはユニフォームや道具の購入が必要な所もあるので事前に調べた方がいいですね。
何を目指すのか?どこまでできるようになってほしいのか
体操教室を始める時に考えてほしいのが、「何を目指すのか、どこまでできるようになってほしいか」です。
始める時は簡単ですが、辞めるのは難しいものです。
・逆上がりができるようになったら終わり
・〇年生になったら辞める
などゴールを決めておいた方がいいですね。もちろん、決めていても親の予想に反してレベルを上げ真剣にやりたいと子供が言いだすかもしれません。その時は子供とよく相談して決めればいいですよ。
逆上がりさえできればいいと思って入った次女は、体操教室が楽しくなり転回ができるようになりたいと言っています。我が家の体操教室通いはまだ続きそうです。
まとめ
「幼児の体操教室に1年通ってできるようになったこと」と「体操教室を選ぶ際の注意点」を紹介しました。みなさんもお子さんにあった教室を選んで下さいね!