小学1年生の子供が宿題をやらなくてイライラする!
はい、これ数年前の長女のことです。
小学校に入学した時は張り切って学校に行き、宿題も頑張ってやっていたのに、学校に慣れてきたら「宿題なんてやりたくない」「早く友達と遊びたい!」と言って全然やろうとしない。
たまに調子良く始めたと思ったら、汚い字で漢字を書く。ちょっとやったら違うことに気がいって宿題が進みません。
長女が1年生の時はいつになったら宿題が終わるの?と本当にイライラしていました。そんな小学生の宿題にまつわる問題、どうやって解決したのか我が家の体験談をお伝えしたいと思います。
小1の子供が宿題をやりたくない原因は?
小学1年生の子供が宿題をやりたくないと思うには様々な理由があります。
・学校から帰って疲れている
・遊びたい
・友達と遊ぶ約束をしている
・面倒
・学校でも勉強しているのに家でもやるなんて嫌だ
・勉強は面白くない
・勉強が分かならい
・他のことが気になる(集中力がない、気が散りやすい)
・「宿題をやれ」と言われると余計にやりたくなくなる
・何で宿題をやらなければいけないのか分からない
・同じことを毎日やるのは嫌だ
など、子供によってやりたくない理由は違います。
基本的に子供にとって宿題は面倒でやりたくないものです。うちの子供たちと周りの子の様子を見ていても、小1で進んで宿題をやる子は少数派。上に兄弟がいる子や真面目な子はやっていますが、長女みたいに面倒なことは後回しで楽しいことをやりたいタイプは難しいですね。
長女が宿題をやりたくなかった理由は?
小1の長女(当時)が宿題をやりやくなかった理由は、
・学校から帰って疲れていた
・宿題は面倒
・自分の好きな遊びがしたい
ということでした。
入学前から少量の家庭学習を行ってきたので、宿題や勉強はやった方がいいと頭では分かっていましたが、自分の気持ちを抑えられないようで。
学校から帰ってくると、おやつを食べダラダラ・・・
とにかく自分の好きなことをやりたくて仕方がないのです。
でも、「宿題は学校から帰ったらすぐにやる」という習慣を付けたかったので、なるべく前向きに取り組めるよう声をかけやらせていました。
私は隣に座ってできているか見守っていましたが、長女は少しやっただけで集中力が切れあっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
と注意しなければいけません。しぶしぶ席につき、もうすぐ見たいテレビが始まる!と焦って書いた漢字はめちゃくちゃ汚いではありませんか。
仕方がないのでやり直しさせようとすると泣きながら怒るので、こっちも毎日イライラしていました。
宿題をやらない子にはどうしたらいいの?
宿題は学校から帰ってきたら遊ぶ前にやってしまいたいですよね。後にすれば後にするほど早く終わらなくて親はイライラしてしまいます。
理想的なのは、
帰宅→おやつ→宿題→遊び(外遊び・テレビなど)
夕食や寝る前に家庭学習の時間がとれるとさらにいいですよね。
でも子供によっては難しい場合もあります。
そんな時は、発想を変えて1日のスケジュールを見直してみるのはどうでしょうか?
好きなことを30分やってから宿題
学校から帰ったらゆっくりしたい、好きな本を読みたい長女。そこで・・・
ということにしました。
帰宅→おやつ→読書または絵を描くなど30分→宿題
ポイントはテレビやゲームはやらないということ。ここでテレビを見てしまうと「あともうちょっと。あと1つだけ・・・」と、どんどん後回しになってしまうので、テレビやゲームは宿題が終わってからとしました。
外遊びをしたいときは時間がある場合は宿題を先に、ない時は割り切って遊んでから。本人のやりたいことをさせてあげてからの方が宿題の進みは良かったです。
もちろん、遊び疲れて字が汚くなるとか、眠くなってやりたくなくなったり・・・ということもありました。でも振り返ってみれば、長女にはすぐ宿題よりも少し休んでからの方が合っていたなと感じています。大人がこうした方がいいという「宿題を先にやってから遊ぶ」は子供全員に合うわけではありません。
宿題を分けてやる
集中力のない長女に宿題をやらせるには親の忍耐力が必要でした。そんため、やりたがらない時は宿題を分けてやっていました。
・書き取りをやったら20分休憩
・どうしてもやれない時は音読は夕食後
・苦手な計算カードは朝にやる
とか。宿題は家に帰ってから一気に終わらせる必要はないんです。(先生によってはだめだと言われるかもしれませんが)集中力のない子は宿題を分けてやるのも1つの手です。
長女は計算カードが苦手だったので一番頭が冴えている朝にやっていました。もちろんこれは、前日の宿題を翌日にやるのではなく、その日の分を朝やっておくという方法です。そうすれば帰宅後の宿題が1つ終わっているので、本人がやりたい遊び(テレビや外遊び)に早く到達できます。
宿題の開始時間を子供自身が決める
学校から帰ってきた子供がいつまでたっても宿題をやり始めないと「早く宿題をやりないさい!」「まだやってないの?」とかつい言ってしまいますよね。
えぇ、私も言っていました。しかし親がうるさく言えばいうほどやらないのが子供。
そこで、子ども自身に何時から宿題を始めるのか決めてもらうことにしました。
基本好きなことをやる時間は30分としていましたが、日によってオーバーすることもありますし、急に友達と遊びにいく約束をしている時もあります。
自分でスタート時間を決めタイマーをセット。音が鳴ったら止め宿題をやります。
もちろん決めた時間から始められない時もありますが、その時は、
と、なるべく怒らず時間がきていることをアピール。上手くいかない時も多々ありますが、自分で時間を決めた方がすんなり取りかかれたような気がします。
宿題をしない子供に怒ってはいけないと分かっているけれど・・・
子育て本やネットを見ていると、
・宿題をやらない子に怒ってはいけいない
・やる気になる声掛けをしよう
・宿題をやらなくて困るのは子供自身なんだからほおっておけばいい
とか書いてありますよね。前向きになるような声かけはしているし、なるべく怒らないようにもしている。でも、諭しても一緒に楽しそうにやってもふざけてばかり。
逆にほおっておいたら本当に寝る前にしか気づかない、次の日まで忘れてるなんて子はやっぱりいるんですよ。長女も放置したらすっかり忘れて楽しいことしかしていません。
宿題をすぐにやらなくて毎日ガミガミ言うのはいけないけれど、自分で時間を決めても後回しにしてばかりだったらガツンと叱ったっていいと思います。それをやれるのって親しかいませんから。
宿題を前向きにやれるような声掛けをし、
なかなかやり始めなくても我慢強く見守り、
できたら褒め、
できない時は教え、
分からないと泣き叫ぶ時は諭し、
それでも全然やらないなら叱っています。
なかなか疲れますよ。
宿題を進んで始められるようになったのはなぜ?
あんなに悩んでいた長女の宿題問題。今は、自分で時間を決め1人でやっています。
できるようになった最大の理由は、精神面が成長したからです。
周りの状況が分かるようになり、宿題をやならかったら恥ずかしい、自分が困る。良い点数をキープしたいなど。宿題は面倒だし楽しいことを優先したけど、先のことも考えられるようになったからです。
精神面が成長した時に学習の取りこぼしがなかったというのもポイントです。
宿題や家庭学習を真面目にやらず放置していたら、高学年では分からないことだらけになっていたでしょう。そうしたら宿題問題はもっと悪化していたと思います。
分からないことがあって宿題がやりたくないのなら早めに手を打った方がいいですよ。
まとめ
宿題をやらない小1の長女(当時)にイライラしていましたが、やっと最近解決してきました。
そこに辿り着くまで3年かかってしまいましたが・・・
でも振り返ってみると、自分が一生懸命言い続けたことは、なんだかんだ子供に伝わっていたんだなと感じました。他の家庭でもそうだと思いますよ。目に見える変化がなくても気長に子供の成長を見守りましょうね。(お子さんによって合う方法は違います。こんな体験談もあるんだなと参考程度にしていただけると助かります。)