近頃、小学生でも英検を受ける子が増えてきました。
2020年から小学校で英語が教科化されるため英語関係の習い事はとても人気で、英検を取得している子もぐんと増えてきました。
そんな小学生の英検事情。みんなどんな勉強をしているの?どんな問題集を選んだらいいの?気になりますよね。
うちの長女も1月に行われる英検に向けて勉強をスタートさせたので、どのような対策をしているか紹介したいと思います。
小学生が英検5級合格に向けて勉強を始めました
小学4年生の長女、本格的に英語の勉強を始めて1年が経過しました。来年から小学校で英語が教科化される影響で、クラスの中に英検を取得している子がいるようです。
そんな友達の様子を見て、自分も英検を取りたいと思った長女。1月に行われる試験に向けて英検5級の勉強を始めました。
英検の勉強を始める前にやったこと
英検を受ける前に長女がやっていた英語の勉強は、
①英語のCDのかけ流し
②英語絵本の読み聞かせ、CDを聞いて音読する
③アルファベットを覚える
④フォニックスを覚える
⑤英語アニメの視聴
⑥オンライン英会話
という5つのことを行ってきました。1年間英語の下地をしっかり作り英検5級の試験対策をすることにしました。
初めて過去問を解いてみた結果は?
1年間英語の勉強をしてきたので、わざわざ英検の試験対策なんて必要ないなと思っていました。しかし、今月過去問を解かせたら正当率は7割ほど。微妙な数字です。
もう一度違う過去問を解かせてみましたが、これも7割しか取れない。どうやらそれまでやってきた勉強だと英検で出てくる問題の7割しか理解できていないことが分かりました。
何故点がとれないかというと、
・リスニング、リーディング、スピーキングに力を入れていたが、文法をやっていなかった
・英検で出てくる単語、熟語が網羅できていなかった(7割程度しか分からない)
という理由からです。
英検は6割程度取れれば合格できると言われていますが、正答率7割だと心もとない。今から対策をして9割取れるように仕上げて試験に臨むことにしました。
英検5級に合格するため行うべき勉強方法・問題集
英検5級に合格するためにこれから行う勉強方法と問題集をまとめました。苦手な所、理解できていない所をつぶしていく方法をとっています。
でる準パス単で単語・熟語の強化
単語と熟語に穴があるので、でる順パス単で強化することにしました。しかし、既に知っているものもあるので、ざっと1周して意味の分からないものだけピックアップ。
その後分からないものだけ何度も繰り返し覚えることにしました。これは時間がある時にやっていきます。
でる順パス単英検5級 文部科学省後援 (旺文社英検書) [ 旺文社 ]
7日間完成 英検5級予想問題ドリルで苦手をつぶす
次に、7日間完成英検5級問題ドリルを時間がある土日にやっていくことにしました。
この問題集は、タイトル通り7日間で一通り終わるような構成になっています。問題だけでなく、英検5級でよく出てくる「単語」「数字・時刻・曜日の読み方」「会話表現」「定型文」「文法」「熟語」がすっきりとまとめられていて非常に使いやすいです。
英語を始めて習う小学生には難しいと思いますが、何かしら下地がある子にはこのぐらい簡潔に必要なことだけまとめてある問題集の方が取り組みやすいです。
この問題集は、筆記試験は1回見開き1P、リスニングは1単元ずつ進めることにしました。試験までに2~3週する予定です。
初心者の子にはこちらの問題集の方が分かりやすいと思います。
小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル 改訂増補版 [ 旺文社 ]
2019年 英検5級過去6回 全問題集(旺文社)で仕上げ
上記2つが終わったら、2019年 英検5級過去6回 全問題集(旺文社)で最後の仕上げをします。
2019年度版 英検5級 過去6回全問題集CD [ 旺文社 ]
これは何周できるか分かりませんが、本番と同じ形式でやっていこうと思っています。
英検対策でやるべきこと
英検はどれだけ英語力がついたのか確認するための1つの試験です。英検に合格することが目標となってはいけません。英検5級は、中学生になりしっかり学校の授業を受ければ合格できるレベルなので、本来対策は必要ないのかもしれません。
しかし、小学生が英語継続のモチベーションアップとして英検を利用するのであれば、しっかり合格できるように対策すべきです。普段の英語の勉強とは別に、英検用の問題集を徹底的にやるのがベストです!
みなさんも一緒に頑張りましょう。