小学生の多くが通っている公文、気になるけど月謝が高いのがネックです。
子供の周りでは、年長さん~小学校低学年で公文に通い始める子が多いです。
みんなが行っていると気になるものですよね。計算が速くなったり算数が得意になるの?
みんな行ってるからうちの子も行った方がいいかな?
でも月謝が高いって聞くから通うことはできないな。
長女が1年生の時にそんなことを考えていました。
そこから3年が過ぎ、次女が突然
と言い始めました。
長女が低学年の時は、公文は月謝が高いからな・・・と思っていましたが、最近パートが忙しくなってきたので、1人で勉強をやってくれたら楽です。
公文に通ったらいくらかかるのか、他の通信教育とは何が違うのか調べてみました。
次女が公文に通いたい理由
突然公文に通いたいと言い始めた次女。思い付きで習い事を始めるわけにはいかないので、理由を聞いてみました。
やっぱりみんな行ってるから行きたいだけだよね。
どうやら公文に行きたいけど、宿題はたくさんやりたくないらしい。女の子同士の会話で、習い事をたくさんやっているとすごい!という雰囲気があるようで、1つしかやっていない次女は悔しいらしい。
習い事は数ではなくて質なんだよ。
と伝えましたが、時々思い出しては何かやりたいと言うので公文や通信教育の内容・月謝を調べ、また実際に公文に通っている子のお母さんにも話を聞いてみました。
公文の特徴
・解き方を教わるのではなく、自分の力で教材の問題を解く学習方法
・1人1人の「学力の応じた学習」を行う
・子どもの力に合った教材を子供のペースで解き進める
・学年や年齢にとらわれず、学年を超えて進むことができる
・高校で学習する内容を目指して無理なく進めていけるよう、やさしい問題から高度な問題へとスモールステップで構成されている。
公文の月謝は高い?通信教育と金額を比べてみました
公文の月謝
小学生の公文の月謝はこのようになっています。
1教科・月額会費 | |
東京都・神奈川県に所在する教室 | 7,700円 |
その他 | 7,150円 |
消費税・教材費を含みます。
公文・学研・通信教育の金額を徹底比較
公文・学研・通信教育の月謝を調べてみました。(表は1年生の金額です)
※横スクロールできます
入会金 | 月謝 | 教科数 | 英語 | |
公文 | なし | 7,700円(東京都・神奈川県)
7,150円(その他) |
1教科(追加できる) | あり(追加できる)
イーペンシル |
学研 | 5,500円 | 8,800円 | 2教科セット | あり(追加できる) |
進研ゼミ | なし | 2,980円 | 3教科(国・算・英・プログラミング) | あり(追加なしで利用できる) |
スマイルゼミ | 10,978円 | 2,980円 | 3教科(国・算・英・プログラミング) | あり(プレミアムは追加が必要) |
Z会 | なし | 紙:4,114円
タブレット:2,992円 |
紙:3教科(国・算・経験学習)
タブレットコース:3教科(国・算・みらいたんけん) |
なし |
ポピー | なし | 2,500円 | 3教科(国・算・英)
デジタルコンテンツ |
あり |
RISU | 基本料
33,000円 |
上限
9,350円まで |
算数のみ |
公文は月謝が高い
公文のメリットってその子にあったペースで学習できるところです。できる子はどんどん先に進んでいけます。ただ、それを考えても1教科7,000円以上はちょっと高いですね。
学研でも2教科で8,800円。公文で2教科受けようと思うと15,000円ほどかかってしまいます。
通信教育はZ会がやや高いですが、他のものは3,000円前後と比較的手が出しやすい金額になっています。
公文に通っている子の様子
公文に通っている子のお母さん何人かに様子を聞いてみました。どのお母さんも宿題をやるのが大変だと言っていました。その中で印象的だったのが、算数が得意で公文歴が長い子です。
公文に通って成績が良い子は、公文だけでなく他のものもしっかりやっているようです。
公文の代わりになる通信教育は?
公文の良い所は学年を超えて算数の先取り学習ができるところです。
宿題は多いけれど、毎日コツコツ取り組むことで確かな計算力をつけていきます。
しかし文章問題がないことや教室に通うのが手間などのデメリットもあります。
そこを踏まえて公文の代わりになる通信教育を調べてみました。
公文に一番近いのはRISU
公文に一番近い通信教育はRISUですね。
RISUは算数に特化したタブレッド学習です。料金は契約時に基本使用料33,000円を支払い、それにプラスして月々のステージ数によって使用料が決まるスタイルです。
月々の使用料は上限が9,350円となっているので、公文よりも少し高いですね。
ただタブレット学習ということで、
・自動採点
・教室へ通う手間なし
・分かりやすい動画あり
・ご褒美制度あり
・計算だけでなく文章問題もある
とメリットもたくさんあります。料金がやや高めでも気にならないのならRISUが公文に一番近い通信教育ですね。
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Z会+くもんの小学ドリルもあり
公文のように先取り学習はできませんが、
・公文ではできない思考力系の問題を通信教育で行う
・計算の先取りは市販の問題集
という使い方もあります。
例えば、「Z会」と「くもんの小学ドリル」ドリルを組み合わせるのもいいと思います。
発展問題は毎月送られてくるZ会で。それも算数だけでなく国語・経験学習があって1年生なら4,114円(タブレットコースなら2,992円)。
市販のくもんの小学ドリルは1冊748円。月に1冊終わらせてもZ会の料金を足して4,862円と比較的安く仕上がりますし、他の教科の問題集も足せますね。
RISUは高くてちょっと手が出せない人は、Z会+くもんの小学ドリル(市販の計算ドリル)というのは結構いいのではないかと思います。
無理なく進めるのなら教科書準拠の通信教育
Z会はちょっと難しいという人は、教科書準拠の通信教育がおすすめ。
特に低学年の子は、家庭学習の習慣をつけることが大切なので、自力で問題が解けることが大切です。難しすぎると嫌になって続かない子も出てきてしまいます。
そして基礎基本を丁寧に学習し、テストで100点が取れるようになると「勉強って面白い」「しっかり学習すれば自分もできるんだ」という自信が付きます。
まずはお子さんの学習状況を観察していくつかお試ししてみるといいですよ。
子供がやりたいと思った教材を選ぶと失敗が少なくなります!